• 2014/10/14
  • 院長のひとり言
旦那と呼ぶ嫁さんが多いけど?
NHKの朝の連ドラ「マッサン」で

亭主はキング
嫁はハウスキーパー

と教えるシーンを見て

笑ってしまったが

最近の若い奥さんの大半が

自分の夫の事を
「うちの旦那が〜」と言うが

「旦那」と言う言葉の響きに

以前から違和感を
感じていた事を思い出した

男が外へ遊びに行った時に

水商売の女性から
「旦那さん」と呼ばれるイメージがあるからだ

語源を調べると
サンスクリット語の「ダーナ」が語源で

「贈る」「与える」と言う意味で
「檀那」とも書き、お布施をする檀家の意味もある

それが一般に広がり
生活の面倒を見る
パトロンの意味で使われるようになり

やがて、妻が夫を呼ぶ時に使われる
言葉になったそうである

生活の金銭的な
面倒をみる人と言う意味なのである

好き好んでこのような言葉を使わなくても

「うちの亭主」「うちの主人」「うちの人」

日本語には他にもあるのだ

しかし

他の呼び方も漢字にすると「主」となる

英語ではキング的な感じになるが

小生も含めて周りの男たちは

働いて生活費を持って帰って来る

鵜飼の鵜のようなイメージが漂う

そう考えると「旦那」と呼ぶのは
以外に的を得た呼び名かも知れない




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