- 楽しい人生と辛い人生
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人それぞれ同じものを見ても
感じ方が違うものである
かなり以前に受けたセミナーで
美しい容姿で生まれた人と
醜い容姿で生まれた人では
見えている世界が違うと言っていた
人は醜い子供を見ると
眉をひそめて可哀そうにと眺めて
さげすむように接してしまうが
美しい子供には笑顔で「可愛いね」と
何でも要求を聞いてしまう
だから醜く生まれた人の目には常に
眉をひそめてさげすむような態度の
人々が見えていて
美しく生まれた人の目には常に羨望に
満ちた目で見る人が「可愛いね」と
優しく接してくれるので
見えている世界がまったく違うと話していた
私はこの話は少し大げさだと思うが
例えば郊外の公園の隅にある
陽だまりに咲く小さな花
この小さな花を見てホッコリした
気持ちになり「可愛いな」と
思う人もいれば
こんな寂しい所で一人咲いて
「寂しいだろうに、可哀そうに」と
思う人もいるだろう
このように物事の良い所を選んで
常に良い部分に視点をフォーカスして
見る傾向の人と
ネガティブな部分にばかり目がいって
何を見ても喜ぶことのできない人が
いるのは間違いない
当院のような鍼灸院ではどこへ行っても
何をやっても治らない人が多く来院するが
「痛みはあるけど激痛は納まりました」
という人と
「激痛は納まったけどまだまだ痛い」
という人もいる
激痛が治まったことを喜べずに
痛みが残っていることに意識が集中して
いるので症状が改善している事を
実感することができないので
当然治りも悪い
こんな思考回路の人が意外に多く
当院では4人に1人ぐらいの
割合で来院されている
東洋医学では世の中の万物には
陰と陽があり日向があれば日影がある
自分の意識が明るい希望に向かって
「陽」の方を向いていると幸福感を
味わって楽しく過ごすことが出来るが
「陰」の方ばかりを向いてネガティブ
思考で生活している人は
辛い人生をおくることになる
物事には常に陰と陽の側面があり
自分の人生を楽しいものにしたければ
物事の陽気な部分を見て喜ぶ
癖をつけることだと思うのである。
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